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常用型派遣とは?無期雇用派遣とは何が違うのか

公開日:2022/02/15  最終更新日:2022/02/18


工場や事務所に派遣され、決められた仕事を行う派遣社員には、いくつかの働き方があります。たとえば、常用型派遣という派遣社員の働き方、一般的に知られている派遣(登録型派遣)とは少し違う働き方です。今回は、常用型派遣の特徴などをお伝えしながら、無期雇用派遣との比較もしていきます。

常用型派遣の特徴

常用型派遣と登録型派遣のどちらも、派遣社員として働きます。しかし、「どのように雇われているのか?」は違います。どのように違うのかというと、登録型は工場(派遣先)などで働いている期間のみ雇用、常用型派遣は派遣会社の正社員です。常用型派遣の場合は、雇用しているのはもちろん派遣会社のため、万が一派遣先の工場や事務所が決まらなく、待機が続いたとしても給料は発生します。

つまり、簡単にいえば「派遣会社の正社員」ということです。したがって、給料の内訳は違ううえ、派遣会社によってはボーナスや退職金が支給されます。また、常用型派遣は派遣会社の正社員であることから、経験が豊富な方や専門性の高い技術を持っている方が多い傾向にあります。派遣社員で働く方の多くが、登録型派遣で働いていますが、このような常用型派遣という働き方もあることは覚えておきましょう。

■派遣先で働ける期間は同じ

常用型派遣の場合、派遣先で働ける期間は登録型派遣と同じく最長で3年です。大きく違うのは、3年を迎えたり、それ以前で派遣契約が終わりとなったりした場合の待遇、常用型派遣は派遣会社の社員なので、新しい派遣先が見つからなくても収入面が保証されています。

一方、登録型派遣は、契約が途中で打ち切りとなれば、すぐに新しいところで働かないと収入がなくなる恐れがあります。

無期雇用派遣とは何が違うのか

そもそも無期雇用派遣と常用型派遣は、「どちらも同じ」と思われがちですが、正確には異なる部分があるようです。まず、どちらも雇用されているのは派遣先ではなく派遣会社、この点についてはどちらも同じです。したがって、万が一、派遣先で契約満了や打ち切りになっても常用型派遣と同じく、給与を心配する必要はありません。

何が違うのかというと、派遣先(工場や事務所など)で働ける期間です。通常、派遣社員は派遣先にて最長3年しか働けません。この法律上の期限は、常用型派遣と登録型派遣の両方に同じく適用されます。

一方、無期雇用派遣は、3年以上働くことが可能、同じ会社の同じ部署内で3年以上働けるのです。つまり、常用型派遣と同じく派遣会社によって雇用が守られ、なおかつ派遣先でも長く働けるのです。無期雇用派遣は、このような特徴があるため、総合的に安定した働き方といえるでしょう。もし、「派遣で働きたいけど職場を転々とするのは嫌だ」ということでしたら、適した働き方となります。

常用型派遣は安定して働ける

常用型派遣は、派遣会社の正社員として働くため、収入面でも安定しています。また、最長3年という労働者派遣法の法律が適用されるため、いろいろな職場を経験したい方にも適した働き方です。

■安心していろいろな職場を経験できる

いろいろな職場を経験したいと考えている方にも、常用型派遣は適した働き方です。もちろん、登録型派遣でも経験を積むことは可能ですが、安定した収入を考えたときには常用型派遣の方が安心して働けます。

■雇用に関する条件がよい

常用型派遣は、一般的な登録型派遣に比べると、さまざまな面で条件がよくなる傾向にあります。たとえば、給料は働く場所が決まらなくてもしっかりもらえるうえ、ボーナスが出る可能性もあるようです。

また、保険も充実しており、交通費や住宅手当などが支給される派遣会社も存在します。もちろん、こういった待遇面は各派遣会社で異なりますが、全体的に見ても登録型派遣に比べれば好条件です。

■無職の状態は回避できる

派遣社員の最大の悩みは、契約満了や打ち切りによる一時的な無職状態です。通常の登録型派遣の場合は、派遣先の状況や景気などで左右され、一時的な無職になる可能性も否定できません。

しかし、常用型派遣は「派遣会社の正社員」ですから、無職の状態は回避できます。常用型派遣として働くには、書類選考や面接など、派遣会社の選考を通過する必要がありますが、安定的に働きたい方は目指してみてもよいでしょう。

■専門的な知識や経験も活かせる

常用型派遣で働く方の多くは、経験豊富で専門性が高い傾向にあります。もし、何らかの専門的な知識を持っていたり、誇れるくらいの豊富な経験を持ったりしている場合は、その知識や経験を活かせるチャンスです。専門知識を活かしたい、さらにスキルを磨きたいと考えている方にも常用型派遣は適しています。

 

常用型派遣とは、簡単に説明すると派遣会社の正社員です。派遣契約がなくなると収入が途切れてしまう登録型派遣とは大きく異なり、安定した収入を得られます。もちろん、どちらも似ている部分はありますが、3年程度の期間で職場を変えていきたいと考えている方には、常用型派遣も検討してみましょう。派遣社員として働きたい方は、こういった各派遣の特徴も知ったうえで、自分に最適な派遣形態を検討しましょう。

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