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派遣社員と正社員の違いとは?それぞれの特徴について解説!

公開日:2021/07/15  最終更新日:2021/07/02

就職する時は派遣社員か正社員を選ぶことになりますが、どちらにどのような特徴があるのか知らなければ判断することはできません。どちらにしようか迷っている人もいるでしょう。そこで今回は、派遣社員と正社員の違いについて解説します。正社員のほうがよいと捉えられがちですが、派遣社員にもメリットはあるので参考にしてみてください。

派遣社員と正社員の違いとは?

派遣社員と正社員の主な違いは「正規雇用か非正規雇用か」です。派遣社員は正規雇用された社員ではなく、人材派遣会社と雇用契約を行い、さまざまな企業に派遣されている人を指します。

企業側が派遣社員を採用するのは「即戦力になる人を探しやすい」「人材を急きょ確保したい時に便利」という理由からです。即戦力になるようなスキルは、派遣社員の中でも重宝されるということですね。

一方正社員は、職場と直接雇用関係にあり無期雇用ですから、よほどのことがない限りその会社で働き続けられます。安定した雇用と、手厚い福利厚生を受けられるのが魅力です。

派遣社員になるメリット・デメリット

派遣社員は正社員ではないため「収入が不安定なのでは?」「保険とか福利はどうなっているのだろう」と疑問が残りますよね。ここからは派遣社員のメリット・デメリットについて紹介します。

メリット

時給が高い
派遣社員は正社員とは違い月給制ではないから、給料も安いと思われるかもしれません。しかし、派遣社員の時給は比較的高い傾向にあります。職種によって若干の差はありますが、派遣社員の平均時給は1,500円のようです。首都圏や都市部の派遣社員、プログラミング、語学資格所有者などの専門知識を必要とする職種は、時給が高い傾向にあります。また、派遣社員の時給が高い理由は、交通費や福利厚生の金額が含まれており、人件費がかからないからでしょう。他に仕事をしていて合間の時間に働きたい人、夢を追いかけている人にとっては相性がよい働き方です。

早く仕事が見つかる
正社員として就職する場合は、仕事探し、採用試験、面接準備など、働き始めるまでに多くの時間を要します。しかし。派遣社員であれば派遣会社が自分に合った職業をリサーチしピックアップしてくれるのです。自分の得意な職種に就けるだけでなく、時間の節約にもなるでしょう。なるべく早く働きたい場合は「すぐに仕事がもらえる求人」などで選定してもらえば、仕事をすぐにでも始められますね。

条件を絞って働ける
派遣社員では1日の〇~〇時までは出社という風に決められることはなく、自分の希望した時間、日数に合わせて仕事を取捨選択できます。小さい子どもがいる場合や、何十時間も働けないという人でも、自分のライフスタイルに合わせて働けるのが派遣社員の特徴です。

デメリット

期間満了の危険性
派遣先の仕事は自分が続けたいと思っていても、会社側の都合で契約更新されないケースもあります。能力が見合わないと感じられれば、3か月程で契約終了ということにもなりかねません。自分にあった職場探しも大切です。

スキルレベルや種類に左右される
派遣社員の給料は月給ではなく時給換算です。さらに個人のスキルや内容によって、給料が変わることが多くあります。プログラムが書けたり薬剤の勉強をしてきたりした人は、専門職のため給料が高い傾向にあるようです。しかし、資格も経験も必要のない仕事は比較的給料は安く設定されています。「自分には何ができるのか」を見極められるかが重要になるでしょう。

派遣期間に上限がある
派遣社員には、同じ会社で働き続ける年数が3年以内と義務付けられています。これは派遣社員の自由度とキャリアアップの機会を設けるためです。同じ会社で働き続けるのではなく、さまざまな職場を通してスキルや経験を培っていけるようになっているのですね。しかし3年間同じ職場というのは珍しく、平均して半年から1年半程で職場が変わります。そのため職場内での人間関係は形成しにくいこと、職場が短い周期で変わることは念頭に置いておきましょう。

正社員になるメリット・デメリット

正社員のメリット

安定した雇用形態
正社員は長期間の雇用を前提に、企業と直接労働契約を結びます。そのため、よほどのことがない限り会社をクビにされることはないでしょう。また、定年まで勤めれば退職金・賞与などが与えられます。

福利厚生が手厚い
福利厚生が充実している点も正社員になる強みです。会社によってさまざまですが、一般的に交通費や扶養手当、社会保険なども完備されている会社が多くあります。

デメリット

仕事の自由度が低い
一度その企業に入ってしまうと、与えられた仕事以外の業務はほぼ行えません。また業務内容も自分で決めて働くことは難しいため、自分の趣味や家族との時間を作りにくいといえるでしょう。他にも残業や転勤などの可能性も大いにあります。ワークライフバランスを保つのが難しいのが正規雇用の難しいところです。

自分のやりたくないことも行う
業務内容によっては膨大な量の事務仕事を行ったり、望んでない残業を強いられたりすることも多々あります。自分が企業に入って「〇〇の企画に携わりたい」「〇〇のサービスをもっと豊かにしたい」という希望が叶わないこともあるということです。

 

今回は派遣社員と正社員の違いと、その特徴について紹介しました。派遣社員は自分のやりたい仕事にベクトルを向けられるため、専門のスキルを素早く向上させられます。また「空いた時間で働きたい」「こういった職場がいい」など条件で絞り込めるのが、派遣社員の特徴といえるでしょう。

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